保育士は人手不足で大変

最近は保育士の人手不足が深刻な問題になっています。その理由は深刻なもので毎年毎年新卒の人が出ているはずなのに保育士不足が改善する気配はありません。その理由について説明します。

まずは非常に体力仕事であることです。1人で1人の子供を見るわけではなく、1人で複数人の子供を見る必要があります。そのためには普段から神経を張り巡らせる必要があり、子供を見ているだけで疲れてしまいます。そして保育園は長い時間の間勤務をする、いわゆる長時間勤務が基本になっているところもあります。保育園の特性上、働くお母さんから子供を預かる場所なので朝の7時ころから夜の7時ころまでの12時間近くを保育園として空けなければいけません。もちろんシフト制で8時間勤務の1時間休憩が原則になっていますがなかなかこのようにいかないのが現実です。

また、保育士の仕事内容は子供と遊んだり子供の面倒を見るだけではありません。保護者に向けて今の保育園での様子を書いたり、保育園内のかざりつけや行事のセッティングや準備などもしなければいけません。もちろん子供の面倒を見ながら行うことはなかなかできないので最終的にはサービス残業や家に持ち帰っての作業になってしまいます。やりがいのある仕事ではありますが、こういったことから深刻な人手不足のせいで保育士の数はなかなか増えていないのが現状です。

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