保育士不足解消に向けた動き

現在、保育所はあるのにも関わらず保育所に保育士が集まらないという現状があります。国ではどのようにしてこの問題を解決しようとしているのでしょうか。

厚生労働省では待機児童の解消を目標として民間の保育所で働く保育士の給料を平均で5%上げる取り組みや、ブランクがあり、職場に復帰することに不安がある人を対象として職場復帰のための実技実習等を行っています。

また、それ以外にも保育士・保育所支援センターやハローワークでは保育士として就職をするための相談や、勤務時間・勤務場所など自分の希望に応じた保育所の斡旋を行っています。それ以外にも就職面接会などが開催されています。保育士人口が増えない中で実際に賃金を改善するなどといった動きが活発になっています。

しかし、現状ではなかなか保育士が増えていないのが現状です。賃金を上げてもまだまだ他の業種と比べると給料は安く、拘束時間も平均で10時間以上拘束されるといった非常に大変な職場も多くあります。サービス残業が常態化している保育所も多く、サービス残業をしなければ業務が終わらないといった声も多く聞きます。それ以外にも保護者からのクレームといった人間関係の問題もあり、とくに小さな子供を預かることからデリケートになっている親御さんが多いのが現状です。このようなことから国や政府は解決しようと動いていますがなかなか解決しないのが現状になっています。

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