保育士不足による現状

待機児童が増え、保育所が少ないと言われている中で保育士が足りないのが現状になっています。このページでは保育士不足の現状について説明します。保育士の免許をもっていながら、実際に保育士として働いていない人が全国に70万人いると言われています。

今では、保育士の有効求人倍率は全国平均求職者1人対して1.8人いるため、求人している保育所はたくさんあるけれど仕事をしたい人は少なく、保育士が足りていないのが現状になります。

保育士資格を取得して卒業した人の就職先も、保育所に就職する人はわずかに半数とも言われています。実習生でも子どもの命を預からなければいけない責任の重さを感じることや、子供が帰った後に就ける実習の日誌や教材の作成に追われてしまい、精神的に追い込まれてしまう学生が後を絶ちません。そのようなことから不安を感じたり、自信をなくすことによって最初から保育所への就職を希望しなくなります。

また、これだけ一生懸命働いたのにもかかわらず保育所の給料が安いことを知ってしまうと、なかなか働きたくないというのが今の保育業界の現状になっています。

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