保育士が不足している理由

保育士が不足している理由について解説します。募集をかけてもなかなか保育士が集まらない理由のひとつは給料の低さです。厚生労働省の統計によると保育士の平均年収は326万円と他の職種の平均からすると100万円近く低いものになっていて待遇の改善が必要とされています。しかし、保育士さんが不足している原因はそれだけではありません。

保育士さんが不足している理由の大きな理由として残業など勤務時間が非常に長いことが挙げられます。残業などの勤務時間の長さが保育士不足の原因となっており、勤務時間の平均は10時間以上になっている保育所もあります。その理由はやはり保育士不足からで、朝から夕方まで子供を預ける体制を作らなければいけない保育所は勤務時間がどうしても長くなってしまう傾向にあります。あるアンケートによると半分以上の人が10時間以上の勤務をしているため、8時間の基本の勤務時間よりも長く働いている現状がわかります。

そして、子供を預かる現場ならではの保護者を対応する大変さがあります。保育士は子供の面倒を見る以外にも毎日の送迎や連絡・行事などがあるので、保護者と連絡を取りながら仕事を行わなければいけません。そのため、普通の仕事以外にも大量の事務仕事が残されています。

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